ずいぶん前にリフォームした革のバッグのことです

今は亡き愛犬ちゃこがお気に入りの牛革のトートバッグをいにゃいにゃと噛んでくれました 

以前も牛革のストラップを呑み込んで大騒ぎになりましたが、やはり牛が好きなんでしょうか

DNAに刻み込まれているのですね(ブルドッグは品種改良される前は牛をシメル仕事を

していたそうです)

まず 持ち手をほどいて 噛まれたところをカットしました

(噛まれたバッグの画像がありません ごめんなさい

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ほどいた持ち手を一針一針手縫いで縫いつけたところです 

このバッグ、かなり年季がはいってます

もともとこのバッグは中袋は付いていない一重の仕様でしたが、使用していると革が

モケモケと取れてきてストレスになるので 中袋を制作して付けていました 

それも新しくすべく 制作しました

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まずは 裁断

この布地は端切れ市か何かで手に入れました 麻に果物のプリントが施されています 

バッグの素朴さとこの布の雰囲気があってるなぁ~と思って使用しました

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そして縫製。。。

気付いた方いらっしゃいます。。。そう、布地が若干足りませんでした。。。 

仕方なく 上部を継ぎ足しています 

足りない部分を底にすれば良かったとあとで気付きました トホホ

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バッグと中袋をドッキング。。。

あ~ 継ぎ目が気になるぅぅぅぅ~。。。 ま、仕方がありません あきらめが肝心。。。

中袋上部を接着剤でつけました 革がモケモケしていたので接着剤だけで固定できました 

いまだはがれていません

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使った接着剤はこれ 特に強力な接着剤ではありません

見ての通り 手芸用です

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きれいに磨いて出来上がり 

中袋にやや不満が残りますが まずまずの出来上がりです

革職人に男性が多いのに納得しました ほんとに革が硬くて 非力な

女性ではなかなか大変です 持ち手を付けたときに痛感しました

このバッグを見るたびにちゃこを思い出します バッグを噛まれたこともよい思い出です


今月も手しごと市に出展します 遊びにきてくださいね~♪

湊川公園 手しごと市  2月28日 11:00~16:00